可視タイプ[SRS1-vis]

空間分解分光方式測定器
可視タイプ[SRS1-vis]

sarli製 空間分解分光方式測定器
空間分解分光方式測定器
SRS1-vis(可視タイプ)

仕様

測定波長域 380-780 nm, F値 3.2
逆線分散 116.36 nm/mm
波長分解能 3.5 nm (20μslit)
約12.8 nm (スリット無し) 
外形寸法 本体部(分光イメージングユニット+カメラ):40×40×160 nm, 重量 295 g
プローブ部:80×60×30 nm, 重量 151 g
光源部:50×50×60 nm, 重量 475 g
光ファイバ 照射部:多成分ファイバ, コア径 50 μ, クラッド径 52 μ, バンドル, 開口角度 60°
受光部:石英ファイバ, コア径 100 μ, クラッド径 125 μ, 単芯, 開口角度 23°
カメラ FLIR® Chameleon® USB 2.0 *変更予定
センサ:ICX445 Exview HAD CCD
有効画像数:1296 (空間)×964 (波長)
Pixelサイズ:3.75×3.75 μ
光源 ミニチュアハロゲンランプ(5V1A,LNS-WD7-540) *変更予定
D65近似色温度変換フィルター付属

測定対象

固体は測定面が平滑でプローブを接触できれば、非破壊・非侵襲にて測定できます。肌などの生体組織、木材・石材・プラスチックなどの材質、野菜・果物などの農作物、チーズなどの加工食品、その他液体も測定できます。

【測定例:肌の測定】

空間分解分光方式測定器は、非破壊・非侵襲にて散乱性物質の光学特性を測定できるため、肌の測定も可能です。
散乱係数の値の逆数は、肌の物理的な透明度にあたると考えられ、吸収係数からは皮膚内の色素の情報を取得できます。

照射部からの距離別の肌内部反射光のグラフ

肌測定時のグラフ

最短距離の受光ポイント(1-6)がもっとも光強度が強くなり、上から、照射部からの距離が短い順番に並びます。
このデータは、光の拡散方程式に代入、散乱係数と吸収係数を未知数とした連立方程式を解くことで、肌の散乱と吸収の情報を取得できます。

 

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