光照射ダメージを抑えた前分光方式による貴重試料の測定
動物の剥製や美術品など貴重な試料の測定など、光照射によるダメージを最小限に抑えるたい場合は、光源にて分光する前分光方式がおすすめです。
分光器で単色の光源に設定して、各光源のもとで、モノクロカメラにで画像を取得すれば、太陽光下での測定時の1/1000~1/10000の照射量で測定を行うことができます。
資料と撮影装置との間に分散光学系などの装置が入らないためクリアな画像が取得できますが、単色光をあてるために暗室もしくは暗箱が必要となります。
弊社では、300-700 nmにおいて10 nmの間隔で分光できる前分光方式分光イメージングカメラを、鳥類の剥製の研究用として制作した実績があります。
前分光方式の分光イメージングカメラは特注となりますが、用途に合わせてご相談に応じます。
■測定例:鳥の剥製
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